「あわらんち」ができるまで
自分たちの目指す看護・介護を…
3人の看護師の想いからはじまりました。
- 3人の仲良しナース。
- それぞれ病院で働く3人の看護師。
看護師として長くキャリアを積む中で、病院を退院して自宅に戻っても、再入院する患者さんにたくさん出会いました。患者さんたちの在宅生活を支援するために、自分たちができることはないかという想いとともに病院を去りました。
- 3人寄れば文殊の知恵!
- 「患者さんのご自宅への訪問看護が必要ね。でも地域の医師とのつながりがないから・・・、すぐには難しいかな」「いつか柔軟な対応ができる小規模の介護支援施設を作りたいね」とよく話していた3人。今の自分たちができるのはデイサービスかな・・・と、いろいろな場所を探しました。そして最終的には、自宅でデイサービスを始めることにしたのです。
2011年8月
デイサービス
あわら開設
粟原町にちなんで、愛笑(あわら)。
そして、いよいよ立ち上げに踏み切りました。羽咋市粟原町にある自宅の離れを改装し、デイサービス あわらを開設したのは2011年8月。この年は東北地方に大きな震災が起こり、建築資材の調達難などもありましたが、なんとかオープンにこぎつけました。地名と会社の理念である“愛がいっぱい、笑いがいっぱい”にちなみ、社名は「株式会社 愛笑(あわら)」!
月刊経営情報誌「リーダーズ・アイ」に掲載された当時の3人のインタビュー記事(PDF)もぜひどうぞ。
2011年10月
居宅介護支援事業所
あわら開設
ケアマネの資格を活かして!
徐々に利用者さんも増えてきましたが、デイサービスで見えるのは、その日に通所された利用者さんや送迎時にお会いしたご家族の様子だけ。デイサービス以外の日のご自宅での様子は見えません。「デイ以外の日は大丈夫?困ってない?」という思いから、デイサービス開設の2ヵ月後、居宅介護支援事業所 あわらを開設。本当に必要な支援は何か?とケアプラン作成を通して考えました。
2015年5月
訪問看護ステーション
あわら開設
仲間が増える喜び。
これまでずっと訪問看護への想いを持っていた3人。しかし、なかなか実現には至りませんでした。そこへ「訪問看護に携わりたい!」と、強い想いを持つ看護師が仲間入り。2015年5月に、訪問看護ステーション あわらを開設しました。
2017年12月
介護タクシー
あわら開始
利用者さんの生活を支えたい。
世の中にはいくつかの移動サービスがありますが、申し込み制限や、予約がとれない現状がちらほら・・・。「受診だけでなく買い物や美容院などへも気軽に行ける移送サービスがあったらいいなぁ」というケアマネからの言葉で、2017年12月、介護タクシー事業をスタート。車椅子やストレッチャーに対応できる車両と、2種免許を取得した介護スタッフが加わりました。
2018年10月
看護小規模多機能
あわらんち開設
さらなる在宅医療・地域福祉を。広がれ、愛と笑い!
様々な介護サービスを提供する中で、看護師や介護士がもっと利用者さんの暮らす生活の場へ出向くことや、通所と宿泊をうまく使って生活を組み立てることができれば・・・という想いを抱きました。そこで、2015年に創設された「看護小規模多機能(カンタキ)」に名乗り!このときも、熊本で起こった震災などの影響を受けましたが、申請から2年以上の期間を経た2018年10月、ようやく看護小規模多機能 あわらんちを開設できました。
想いに賛同してくれる仲間も増えました。
これからも“愛と笑いがいっぱい”の
看護・介護サービスに努めます!